Shibuchaaaan

好きな麺とお酒と、たまに仕事の話を書いてます。

供給過多は、“営業過多”

はー今日も仕事したくねぇな。

しぶです。

 

今日は多くの営業マンが抱えている“供給過多”問題について考えたことをまとめます。

 

市場規模が大きなマーケットにある会社の営業マンは、常に競合他社との差別化を図って契約を取ってこなければなりません。

その差別化は、①商品力(サービス力)と②営業スキル(営業マンのトーク力や提案の質、人柄など)、③相手との関係の深さ でつくものだと思います。

 

しかし本当は①の商品力と、あったとしても③の関係性の深さで差をつけるもんなんじゃないの?wと思ってしまいますね。

じゃあ同じ製品で、営業スキルだけで片方だけから買いますか?って話。

同じくらい仲の良い知り合い二人から似たようなものを「買わない?」と言われて、どちらから買いますか?

 

決めるの難しくないですか?

 

プレゼンが上手い方にしますか?

それも一つあると思います。

 

ですが、自分がお金を出すのに、100円とかならまだしも、100万とかの買い物だとしたら「提案がうまいから買う」はあまりないと思いますね…。

 

似たような商品なら、決め手になるのは結局は「仲の良さ」になっちゃうと思うんですよね。

だから、どうやって自社の利益を持ってくるかって、

『他社より良いサービスや商品を売る』

か、

『他社より相手と仲良くなって深い関係を作り、買ってもらう』

くらいしかないと思うんですよね。

 

そんな中で供給過多市場にいる営業マンは本当にきついと思います。

【需要<供給】だと、まず商品力は他社よりかなり優れていないと買ってくれません。

だって既にパソコン持ってる人が、似たようなパソコンいりませんか?って言われて普通要らないでしょ。

いくら安くするって言われても、いや要らんもんは要らん。ってなりますよ。

既に持ってても、あ~欲しいかも!って思うような凄い機能とか、かっこいいデザインとか、そういうのが無いとなかなか厳しいと思います。

 

そして、「仲が良いので買う」っていうのは、供給過多の場合もっと厳しくなると思います。

いくら仲が良くても要らないものは要らないし(当たり前)、要るときには他の人じゃなくてあなたに頼むよ!って利点があるわけですから、仲が良いから何でもいつでも売れるなんてのは通じないと思いますね。

 

じゃあどうすればいいのか!となるわけですが…残念ながら、我々営業マンには簡単に変えられることでは無いかもしれません。

会社に魅力的な商品を出してもらうのが一番ですね(笑)

 

良い商品じゃなくても営業のケツ叩いて無理矢理売らせれば売れちゃうこの社会、どうにかしたいものですね。

本当に需要があるもの、需要が見込めるものだけ売れる社会ならこんなに営業マンはいらない筈ですが…(笑)