身から出た錆
とうとう、車を他人の車にぶつけてしまいました。
その上、ちょっと擦っただけだし朝だからとりあえず会社行っちゃおう、ってその場を去ってしまいました。
勿論後で謝罪し、示談して事は済んだのですが…
あまりにもモラルに欠けた自分の行動に、我ながら呆れてしまいました。
電話で謝罪したはいいものの、心の中はモヤモヤしたまま。
正直会社がどうとか朝だからとか関係無いし、ぶつけたらすぐ連絡すべきでした。というか、本当はそうしないといけないんですよね。
こんな事をして、今日1日は生きた心地がしませんでした。
誰も見てないからとか、なんとか誤魔化しちゃおう、なんて事を思うと本当にろくなことがないです。
大きくなってからやらかして怒られたり失敗したり…そういうことって殆ど、何かを誤魔化そうとしたり、なあなあで済ませようとした事で起こってるなぁと、ふと思いました。
中には誤魔化しで通った事もありますが、やっぱり悪いことって、どうあがいたって基本的にバレるもの。
隠したり誤魔化す前に、はっきり話して謝っちゃった方が軽く済むんですよね。
こんな事、頭では分かってるけどいつもつい誤魔化してしまっていました。
そして今回ついに、大きな失敗をしでかしてしまいました。
いつの間にか、正直に生きることを忘れてしまってたんだなぁ、って反省しました。
何かあったら誤魔化せばいいや。
隠せばいいや。
分からなければ大丈夫。
バレなきゃ問題ない。
そんなことばかり考えるようになってしまっていました。
小学生の頃、宿題を誤魔化してあんなに怒られたのに。
いまだに成長しないものですね。
小学生の頃は悪ガキで色んなことを誤魔化そうとして怒られてたので、中学生や高校生の頃は、何があっても正直でいよう!って本気で思ってたのに。
本当に今回の件は、自分で自分の首を絞める形になりました。
これが、身から出た錆。
悪いことやってさらに誤魔化そうとしてるやつなんて、いい事ないですよ。
正直に、誠実にいることが、何よりも大事な事だなぁと改めて感じさせられました。
このひん曲がった性格、直さなきゃな。